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長期優良住宅研究

NO.2 長期優良住宅とは: 私たちの未来のゆとりを見据えているものなのです。

インターネットの検索で、長期有料住宅という言葉が出回っているのを見つけました。「いいものをつくって、きちんと手入れして、長く大切に使う」には、最初の建設費用が2割ほど高くつくことから、それをもじって長期有料住宅という言葉がネット上に流れているようです。この出口が見えない不況の時代に、わざわざ高いコストを支払い、住宅を建てるなどということは確かに、ある意味言えることかもしれないと思います。

長寿命化による国民の住宅費負担の軽減効果

しかしながら、上の図をみてください。50年で家を建て替えた場合と、200年で建て替えた場合の住宅コスト負担をグラフにしたものです。ちょっと分かりづらいかもしれませんが、50年というスパンで、右は家を建て替えるので、解体コストは50年×4。維持管理コストも50年×4。建設コストも50年×4となります。左は200年で建て替えた場合です。建築コストは長期有料住宅! なので50年住宅よりも2割増になっていますが建築費は1回分ですみます。解体コスト、維持管理コストも1回分とします。ところが長期優良住宅は「きちんと手入れ」をしますので維持管理コストはどうしても高額になります。ですが総額で比べてみた場合、全体の住宅費の負担は2/3に縮減されるのです。

住宅ローン返済世帯の実収入に占める住宅負担

また上の図はローン返済世帯の実収入に占める住宅費負担のグラフです。これによると全収入の17%が住宅にかかる支出であるという結果がでています。長期優良住宅という考え方を実現させることによって、この費用が2/3に圧縮させられれば、他の支出に回すことができます。住宅を長持ちさせることで住居にかける支出が減りますから、教育費や娯楽費などにその分を回すことができます。生活にゆとりを持たせることができる可能性もでてくるということです。

fig.01
※1 11階建て、65戸の共同住宅を想定。土地代は対象外に含みます。※2 「200年住宅」の建設コストは従来型の2割程度、維持管理コストは1割程として試算
※出典 自民党 200年住宅ビジョン
出版 平成19年 5月
自由民主党政務調査会  住宅土地調査会長  福田康夫

fig.02
(資料)平成18年度家計調査年報
2人以上の世帯のうち勤労世帯の住宅ローン返済世帯の家計収支
住居費は土地家屋借金返済を含む

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